一般型 第8回 受付中

中小企業省力化投資補助金とは?

「人手が足りない。設備やシステムを入れたいが、費用が重い」。そんな中小企業や個人事業主のための、国の補助金です。一般型の第8回は2026年10月16日(金)17時が締切で、カタログ注文型は随時受付です。補助上限額と補助率、賃上げ要件と返還の考え方、第7回からの変更点、石川県の最低賃金ライン、専門家に頼むときの公式ルールまで、公募要領などの一次情報をもとに整理しました。

最終更新日: 2026.10.13|監修: 行政書士法人クロノス(代表社員 黒川光智)代表プロフィールを見る

どんな補助金?(制度概要)

中小企業省力化投資補助金は、人手不足に悩む中小企業や個人事業主が、ロボットやセンサー、専用システムなどを導入して業務の手間を減らす費用の一部を、国が補助する制度です。目的は、省力化で生まれた時間や人手を価値の高い仕事に回し、付加価値額と生産性を高めて賃上げにつなげることです。

項目内容
正式名称内容:中小企業省力化投資補助金(一般型・カタログ注文型)
実施機関内容:経済産業省 中小企業庁の補助金。独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)が公募要領を発行し、省力化投資補助金事務局が窓口
2つの類型内容:一般型(オーダーメイド設備、公募回制)とカタログ注文型(登録された汎用製品、随時受付)
補助上限額内容:一般型は750万円〜8,000万円(大幅賃上げ特例で1,000万円〜1億円)。カタログ注文型は1回の申請につき500万円〜1,000万円(賃上げ達成で750万円〜1,500万円。複数回の申請の累計上限は「一般型とカタログ注文型」の節を参照)
補助率内容:一般型は1/2(小規模事業者・再生事業者などは2/3)。カタログ注文型は1/2以下
一般型 第8回の受付内容:2026年9月18日(金)10時〜10月16日(金)17時
採択発表(第8回)内容:2027年2月上旬(予定)
申請方法内容:電子申請のみ。GビズIDプライム(行政サービス共通のID)のアカウントが必要

第7回からの主な変更点

第7回と第8回の公募要領を見比べて、主な変更点を整理しました。

  • •基準年度の定義が変わりました。第7回は応募時の直近の決算期、第8回は補助事業が完了した日を含む事業年度の決算期です。労働生産性や1人当たり給与支給総額の伸び率は、この基準年度と比べて測ります
  • •審査の計画面に「足下の賃上げ」(補助事業の完了を待たずに行う賃上げ)が加わりました。応募直近の決算期から基準年度までの1人当たり給与支給総額の伸びが物価上昇率を上回らない計画は、審査で大幅に不利になります。交付決定までに従業員への表明が必須です
  • •補助事業実施期間が、交付決定日から17か月以内(採択発表日から19か月以内)になりました。第7回は18か月(20か月)です。公式サイトの「一般型とは」ページには2026年10月1日時点で旧値の18か月が残っているため、公募要領で確認してください
  • •事業場内最低賃金の引き上げ加点は、2026年6月と応募直近月を比べて、全国目安の55円以上の賃上げが条件です(第7回は2025年7月との比較で63円以上)
  • •補助対象外の事業者に、過去1年以内に労働関係法令違反で送検処分を受けた事業者が加わりました
  • •口頭審査で連絡がつかず日時を調整できない場合は、辞退とみなして不採択になる場合があると明記されました
  • •応募時の1人当たり給与支給総額の確認書(指定様式)と、交付申請時の全従業員分の賃金台帳(応募直近決算期分)が、提出書類から外れました

一般型とカタログ注文型

導入したい設備が公式の製品カタログに載っているかが、最初の分かれ目です。公式のよくある質問は、カタログ掲載製品は原則カタログ注文型で申請するとしています。ただし、現場に合わせて周辺機器や機能を変える場合や、汎用設備を組み合わせて高い効果を出す場合は、一般型の対象になり、審査でも考慮されます。

比較項目一般型カタログ注文型
導入する設備現場に合わせて設計するオーダーメイド設備やシステムカタログに登録された汎用の省力化製品
補助上限額750万円〜8,000万円(特例で1,000万円〜1億円)500万円〜1,000万円(賃上げ達成で750万円〜1,500万円)
受付方式公募回制随時受付(令和9年3月末頃まで)
申請の進め方事業者が事業計画書を作って応募申請する販売事業者と共同で申請する
生産性の目標労働生産性の年平均成長率4.0%以上同3.0%以上(2回目以降の申請は4.0%以上)
従業員がいない事業者応募できない申請できる(追加の審査あり。2回目以降は不可)
医療法人歯科医業を営む医療法人のみ対象介護事業を営む法人に限る

一般型とカタログ注文型は、同じ補助対象経費には併用できません。別の経費であれば併用できます(公式FAQ)。ただし、本事業に応募申請中・交付申請中の間や、交付決定後に補助金の支払いが完了していない間は新たな申請ができないため、時期によっては同時に進められません。順序や可否は事務局へ確認してください。カタログ注文型を2回目以降に申請する場合は、各申請時点の補助上限額を2倍にした額が累計の上限になり、前回までの交付額を引いた範囲で申請します。

補助上限額・補助率

従業員数一般型の補助上限額大幅賃上げ特例の適用時
5人以下750万円1,000万円
6〜20人1,500万円2,000万円
21〜50人3,000万円4,000万円
51〜100人5,000万円6,500万円
101人以上8,000万円1億円

大幅賃上げ特例は、1人当たり給与支給総額の年平均成長率を合計6.0%以上にし、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+50円以上にする計画が条件です。最低賃金引き上げ特例を使う事業者や、申請額が通常の上限に届かない場合は、上乗せを受けられません。

カタログ注文型の補助上限額は、従業員数5人以下で500万円、6〜20人で750万円、21人以上で1,000万円です。申請時と比べて事業場内最低賃金を3.0%以上、給与支給総額を6%以上引き上げる計画を立て、申請時に従業員へ表明している場合は、上限がそれぞれ750万円、1,000万円、1,500万円になります。引き上げ後の上限は賃上げの達成が前提で、未達の場合の扱い(引き上げ分の返還など)は公募要領でご確認ください。

補助率対象主な条件
1/2中小企業(一般型の基本)小規模事業者などに当たらない中小企業
2/3小規模企業者・小規模事業者、再生事業者常勤従業員が、製造業その他と宿泊業・娯楽業は20人以下、卸売業・小売業・サービス業は5人以下。NPO法人、社会福祉法人、医療法人は20人以下。再生事業者は従業員数を問わず、中小企業活性化協議会などの支援を受けて再生計画を策定中、または成立から3年以内の事業者
2/3最低賃金引き上げ特例を使う中小企業2024年10月〜2025年9月のうち、その時点の地域別最低賃金以上で2025年度改定後の額には届かない賃金の従業員が、全従業員の30%以上いる月が3か月以上ある。最低賃金+30円の要件は適用外

小規模企業者・小規模事業者として2/3の補助率で採択を受けた場合、交付決定までの間や補助事業実施期間の終了までに小規模の定義(常勤従業員数)から外れると、補助率は1/2に計画変更されます。確定検査では労働者名簿で従業員数を確認されるため、採用の予定がある場合は注意が必要です。再生事業者と最低賃金引き上げ特例による2/3は、それぞれの要件で判定されます。

※補助上限・補助率・対象経費は公募回により変わります。申請前に最新の公募要領(各実施機関の公式情報)を必ずご確認ください。(本ページ最終確認: 2026-10)

対象者と対象外

対象は、日本国内で事業を営み、本社と補助事業の実施場所が国内にある中小企業等(個人事業主を含む)です。一般型の主な対象者は次のとおりです。

  • •中小企業者。資本金または常勤従業員数が業種ごとの基準以下であること(製造業・建設業・運輸業は資本金3億円以下または常勤従業員300人以下)
  • •組合関連の法人、特定事業者の一部、要件を満たすNPO法人と社会福祉法人
  • •歯科医業を営む医療法人。医療法第44条の都道府県知事の認可を受けた法人で、従業員300人以下であること。診療所開設許可書と診療所開設届の提出が必要です
  • −歯科以外の医療法人、一般・公益の社団法人と財団法人、法人格のない任意団体
  • −応募時に従業員が0名の事業者。従業員がいても、全月分の給与を受ける対象従業員が0名なら応募できません。代表取締役と個人事業主の専従者は、常勤従業員の人数に数えません
  • −本事業に応募申請中・交付申請中の事業者と、交付決定後に補助金の支払が完了していない事業者。同じ回への同一法人の同時申請も認められません
  • −みなし大企業(同一の大企業が株式の2分の1以上を持つ会社など)と、GビズIDの貸し出しなど事業遂行に主体的でないとみなされる事業者。親会社と子会社などのみなし同一法人は、1社しか申請できません

一般型の基本要件と返還

この節は一般型の要件です(カタログ注文型の要件は「一般型とカタログ注文型」の比較表をご覧ください)。一般型の応募には、3〜5年の事業計画を作り、次の基本要件をすべて満たす計画にする必要があります。毎年の達成状況は、事業の成果や賃金を報告する「効果報告」で確認され、未達の場合は返還を求められることがあります。

要件内容未達のとき
労働生産性基準年度と比べて年平均成長率4.0%以上。付加価値額(営業利益、人件費、減価償却費の合計)÷労働者数毎年の効果報告で確認される
1人当たり給与支給総額計画期間の終了時点で、基準年度と比べて年平均成長率3.5%以上。目標値は従業員などへ表明し、交付申請時に賃金引き上げ計画の表明書(指定様式)を提出する達成率に応じて返還。成長率が0以下なら全額返還(再生事業者は免除。天災など事業者の責めに帰さない理由があり、免除要件を満たすと認められた場合も返還は求められない)
事業場内最低賃金毎年、事業実施都道府県の地域別最低賃金+30円以上(最低賃金引き上げ特例の適用事業者は、この要件の対象外)毎年3月末時点で未達なら、補助金額を計画年数で割った額を返還(再生事業者は免除)

表明の期限は目標ごとに異なります。計画期間の1人当たり給与支給総額の目標は、従業員などへ表明したうえで交付申請時に表明書を提出します。第8回で審査に加わった「足下の賃上げ」の目標は、採択後、交付決定までに従業員へ表明することが必須です。返還が免除されるのは、公募要領の免除要件を満たすと事務局が認めた場合に限られます。例として、付加価値額が増えておらず計画期間の過半数が営業赤字である場合や、天災など事業者の責めに帰さない理由がある場合が挙げられていますが、経営不振や災害があれば自動的に免除されるわけではありません。再生事業者は、基本要件が未達でも返還を免除されます。該当するかどうかは、効果報告の前に事務局へ確認してください。

石川県で申請する場合の最低賃金ライン

石川県の地域別最低賃金は、2026年10月3日から1,113円です(石川労働局の発表。改定済み)。基本要件の+30円は1,143円、大幅賃上げ特例の+50円は1,163円になります(当サイト算出)。判定は計画期間の毎年で、改定後の額が基準になります。今後の額は分からないため、賃金には余裕を持たせた計画が必要です。

補助対象経費

一般型で補助対象になるのは、交付決定日以降に契約(発注)し、補助事業実施期間内に銀行振込で支払いまで終えた経費です。機械装置・システム構築費は必須で、単価50万円(税抜)以上の設備投資を1件以上含める必要があります(カタログ注文型は、カタログに登録された製品の本体価格と導入経費が対象です)。

  • •機械装置・システム構築費(必須)。補助事業専用の機械、装置、工具、ソフトウェア、情報システムの購入・製作・構築と、一体で行う改良や据付け
  • •運搬費と、補助事業専用のクラウドサービス利用費
  • •技術導入費と知的財産権等関連経費は補助対象経費総額(税抜)の3分の1まで、外注費と専門家経費は2分の1まで(専門家経費は1日5万円が上限)。機械装置・システム構築費以外の経費は、合計で500万円(税抜)までです
  • −交付決定前の発注、契約、支払(事前着手は認められません)
  • −汎用のパソコンやタブレット、中古品、自動車などの車両、不動産、事務所の家賃、消耗品、自社の人件費
  • −報告書や申請書類の作成費用、現金払い・手形払い・代行振込で支払った経費

スケジュール

公募回受付期間採択発表
第7回2026年7月1日〜7月31日17時2026年11月中旬(予定)
第8回2026年9月18日10時〜10月16日17時2027年2月上旬(予定)
第9回以降未公表(公式は年3〜4回の公募を予定)未公表
カタログ注文型随時受付(令和9年3月末頃まで)採択と同時に交付決定

公式の案内では採択まで3か月程度ですが、締切から採択発表までは、第5回が98日、第6回が105日でした(当サイト算出)。

第8回の締切と準備リスト

一般型の第8回は、2026年10月16日(金)17時が締切です。締切後は、第9回の日程が公式サイトで「詳細が確定次第更新」とされているため(2026年10月13日確認)、次回の公募開始までは一般型の応募はできず、カタログ注文型のみ随時受付となります。次回に向けて、次のものを早めにそろえておくと準備が楽になります。公式の手引きは、メール認証コードの発行に時間がかかることや、GビズIDアカウントの変更でマイページに入れなくなるおそれを挙げ、締切後の提出はいかなる理由でも受け付けないとしています。

  • •GビズIDプライムアカウント。発行に一定の期間がかかるため、未取得なら最優先で手続きします
  • •従業員が21人以上なら、次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画。応募時は公表済みのURLか、公表する旨の宣誓が必要で、厚生労働省の「両立支援のひろば」への掲載には2週間程度かかります
  • •損益計算書と貸借対照表(直近2期分)。法人は納税証明書(その2)の直近3期分と、発行から3か月以内の履歴事項全部証明書も必要です
  • •導入予定の機械装置・システム(50万円以上)の仕様や積算根拠がわかる書類(参考見積書、カタログ、提案書など)。取得時に発注や契約をすると事前着手に当たるため注意します
  • •事業計画書。その1・その2は参考様式、その3は第8回用の指定様式(Excel)で、第7回以前の様式は使えません
  • •資金を金融機関から借りる予定なら、金融機関による事業計画の確認書

申請の流れ(一般型)

1

GビズIDプライムを取得する

電子申請に必須のアカウントです。早めに手続きします。

2

事業計画書を作り、設備を選ぶ

公式の参考ガイドを見ながら事業計画書(その1〜その3)を作り、導入する設備を選びます。

3

応募申請をする

電子申請システムで、申請者自身が入力して提出します。不備は差し戻され、訂正期限までに直さないと不採択です。

4

研修動画を視聴し、交付申請をする

採択を受けた事業者は、研修動画の視聴(確認テストを含む)が必須で、視聴しないと採択は無効になります。原則として採択発表日から2か月後の日までに交付申請をします(期限を過ぎると採択は取り消されます)。発注先1者あたり50万円(税抜)以上の見積は、同一条件の相見積もりが原則です。

5

交付決定後に補助事業を実施する

交付決定日以降に発注し、交付決定日から17か月以内(採択発表日から19か月以内が上限)に、納品、検収、支払までを終えます。

6

実績報告をして、補助金を受け取る

事業が完了したら30日以内に実績報告書を提出します(正確には、完了日から30日を経過した日と、補助事業の完了期限日のいずれか早い日が提出期限です)。現地調査などで補助額が確定した後に請求すると、支払われます(精算払い)。交付決定額の全額が支払われるとは限りません。

7

効果報告をする

事業計画期間の1年目が終わってから最初の4月以降、5年間、毎年報告します。賃金台帳の提出もあります。

審査の観点と加点

審査は4つの区分で行われます

外部有識者による審査委員会が、事業計画書を評価します。書面審査は、適格性、技術面、計画面、政策面の4区分です。技術面は省力化指数(削減される業務時間の割合)、投資回収期間、付加価値額の年平均成長率、オーダーメイド設備かどうかの4観点です。計画面は実施体制、財務、賃上げ目標の実現可能性、足下の賃上げ、会社全体への波及などで、政策面は地域経済への波及(大規模災害からの復興等を含む)、事業承継を契機とした取組、イノベーションなどです。

加点は10項目あります

主な項目は、事業承継・M&A(過去3年以内)、事業継続力強化計画の認定、最低賃金の引き上げ、えるぼし・くるみん・健康経営優良法人の認定、省力化ナビの活用などです。生産性向上支援センターの利用も加点され、同センターは2026年4月1日に全国47都道府県のよろず支援拠点内に設置された公的機関です。支援を受けて作った「生産性向上取組計画書」を応募時に出します。石川県内では、石川県よろず支援拠点(金沢市)が相談先です。

事業計画書で問われること

公式の参考ガイドは、次の5点を重視し、審査でも同様に評価するとしています。現在の経営環境と業務プロセスの把握、ボトルネックと必要な設備の特定、その設備が自社固有の課題に対応する専用のものか、省力化で生まれる資源を業績向上と賃上げにどうつなげるか、体制とスケジュールと資金計画が現実的か、の5点です。自社開発のシステムは不可です。

採択率と石川県の採択件数

公式サイトの採択結果ページは、公募回ごとの申請数と採択数を掲載しており、採択率は公表していません。下の採択率は、採択数を申請数で割った当サイト算出の参考値です。

公募回申請数採択数採択率(当サイト算出)
第1回1,8091,24068.5%
第2回1,16070760.9%
第3回2,7751,85466.8%
第4回2,1001,45669.3%
第5回2,0351,25161.5%
第6回1,8411,17663.9%

石川県の採択件数は、各回の採択結果概要によると、第3回が34件、第4回が15件、第5回が21件、第6回が17件です(第1回と第2回の県別件数は未確認)。公式は採択結果の理由開示と異議申し立てを受け付けていません。

専門家に頼むときの公式ルール

公式の公募要領と手引きは、外部の支援を受けるときのルールを定めています。依頼する前に、次の点を確認してください。

  • •応募申請は、申請者自身が入力して提出し、申請者自身による申請と認められない場合は不採択です。申請担当者は申請者自身か雇用する従業員に限られ、認定経営革新等支援機関(国が認定した経営支援の専門機関)を含む外部機関の者は登録できません。GビズIDとパスワードを外部の支援者に開示することも、利用規約に反すると公式マニュアルが注意しています
  • •事業計画書の作成を支援した人がいる場合は、名称、報酬(成功報酬は採択時に払う額)、契約期間の記載が必須です。記載がないことが明らかになると、不採択、採択の取消、補助金の返還、事業者名の公表の対象になります。なお、応募時に事業計画書の作成を支援した人への費用は、専門家経費の補助対象外です
  • •公募要領は、不適切な行為の例として「実際の費用とかけ離れた高額の成功報酬」「補助金の申請代行を主なサービスとする営業」「金額や条件が不透明な契約」「強引な働きかけ」「支援者名を書かないよう求めること」を挙げています(公募要領の文言を引用)
  • •口頭審査には、事業計画書の作成支援者、経営コンサルタント、社外顧問は同席できません。対応するのは申請事業者自身で、申請担当者欄に記載した役員または従業員1名だけが同席できます
  • •代理申請の委任機能があるのは交付申請だけで、最終提出者は申請者、責任も申請者にあります。公式の交付申請マニュアル(第6回公募版)には、報酬を受けて官公署に提出する申請手続きの代理を行えるのは、行政書士法により行政書士等に限られるとの注意書きがあります(第8回向けの最新版マニュアルは公式サイトで確認してください)

公式の手引きは、会社全体の事業計画を踏まえず補助金の獲得だけを目的にした支援が多いとして、よろず支援拠点などの公的な相談窓口の利用も勧めています。石川県内では、石川県よろず支援拠点や石川県商工会連合会の補助金一覧が手がかりになります。

注意点

  • •一般型 第8回の締切は2026年10月16日(金)17時です。電子申請のみで、締切後の提出は、理由を問わず受け付けられません。
  • •交付決定前に発注・契約・支払をした経費は、いかなる理由でも補助対象になりません。
  • •補助金は精算払い(後払い)です。補助額が確定してから支払われるため、事業中の資金は自己資金や融資で用意します。補助金は法人税などの課税対象で、交付決定額の全額が支払われるとは限りません。
  • •賃上げ目標や最低賃金の要件を達成できないと、補助金の返還を求められることがあります。一般型では効果報告が5年間続き、賃金台帳の提出があります(カタログ注文型の報告義務は同型の公募要領で確認してください)。
  • •補助事業で取得した設備は、法定耐用年数が過ぎるまで、売却や転用、担保に入れることに制限があります。一般型では、自然災害などの損害を補償する保険・共済への加入が原則必須で、システム構築費を計上する場合は保守・メンテナンス契約も必要です。
  • •本記事は2026年10月1日時点の一般型 第8回公募要領およびカタログ注文型 公募要領(第11版)に基づきます。要件や金額は公募回や改定で変わることがあるため、申請前に最新の公募要領と公式サイトをご確認ください。

よくある質問

Q第8回はいつまで申請できますか。第9回はありますか。

一般型の第8回は2026年10月16日(金)17時が締切で、電子申請のみの受付です。第9回の日程は公式サイトで未公表で、公募回は年3〜4回の予定です。カタログ注文型は随時受付です。本事業に応募申請中・交付申請中の事業者や、交付決定後に補助金の支払が完了していない事業者は申請できません。第7回の結果待ちの場合も、この規定に当たる可能性があるため、事務局のコールセンターへ確認することをおすすめします。

Q一般型とカタログ注文型は、どちらを選べばよいですか。併用できますか。

導入したい設備が公式の製品カタログに載っていれば、原則としてカタログ注文型で申請します。現場に合わせて機能や構成を変える場合などは一般型の対象です。併用は、同じ補助対象経費には不可で、別の経費であれば可能です(公式FAQ)。ただし、応募申請中・交付申請中や、補助金の支払いが完了していない間は新たな申請ができないため、時期の制約があります。

Q採択率はどのくらいですか。不採択だった場合、再申請できますか。

公式は採択率を公表していません。申請数と採択数から当サイトで算出すると、第6回は申請1,841件に対して採択1,176件で約63.9%、第1回から第6回の各回は60.9%から69.3%でした。ただし、回ごとに変わり、採択を約束するものではありません。不採択となった後に再度申請することは可能です。

Q個人事業主や、従業員がいない会社でも申請できますか。

個人事業主は申請できます。ただし一般型は、応募時に従業員が0名の場合は応募できません。代表取締役や専従者は常勤従業員に数えません。カタログ注文型は従業員がいなくても申請できますが、追加の審査があり、2回目以降の申請はできません。

Q賃上げの目標を達成できなかったら、返還が必要ですか。

一般型では、1人当たり給与支給総額の年平均成長率3.5%以上の目標が未達なら、達成率に応じて返還を求められます。事業場内最低賃金の要件(地域別最低賃金+30円以上)が毎年3月末時点で未達なら、補助金額を計画年数で割った額の返還です。ただし、最低賃金引き上げ特例の適用事業者にはこの+30円の要件がなく、再生事業者は基本要件が未達でも返還を免除されます。大幅賃上げ特例を使った場合は、未達だと上乗せ分も返還の対象です。天災など事業者の責めに帰さない理由があり、公募要領の免除要件を満たすと事務局が認めた場合は、返還を求められません(自動的に免除されるわけではないため、事前に事務局へ確認してください)。足下の賃上げは、やむを得ない事情で届かなくても返還義務はありませんが、交付決定までに従業員等へ文書で表明することが必須です(公式FAQ)。

Q事業計画書は自分で作れますか。専門家に頼むときの注意点はありますか。

公募要領は、事業計画を申請者自身で作成するよう求めています。応募申請も申請者自身が行い、支援者がいる場合は名称、報酬、契約期間の記載が必須です。詳しくは「専門家に頼むときの公式ルール」をご覧ください。

Q歯科医院や医療法人は対象になりますか。

個人事業主の歯科医院や診療所は、中小企業者として、従業員数などの申請要件を満たせば対象となり得ます(一般型は従業員0名では応募できません)。医療法人は、歯科医業を営むものに限り、一般型の対象になり得ます。要件は、医療法第44条の都道府県知事の認可を受けた法人で、従業員300人以下であることです。歯科以外の医療法人は対象外で、カタログ注文型では医療法人は介護事業を営む法人に限られます。診療報酬と介護報酬は、国の助成との重複には当たらないと公式FAQが整理しています。

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最大補助額:5億円

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業務改善助成金

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最大助成額:600万円

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補助上限額:1台50万円〜100万円(装置の種類による)

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最大補助額:125万円/戸(新築GX志向型住宅)

全国締切: 10月30日

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工場・事業場の省エネ設備や、化石燃料から電気・非化石燃料への転換設備の導入を支援する経済産業省の補助金です。工場・事業場単位で申請する型と、設備単位で申請する型があります。

最大補助額:20億円(工場・事業場型/非化石転換の場合)

省力化投資補助金のご相談

行政書士法人クロノス(石川県かほく市)は、石川県内の事業者さまはもちろん、全国の事業者さまのご相談をオンラインで受けています。事業計画書の作成支援と、採択後の交付申請以降の手続きの支援を中心に、対象になるかの確認からお手伝いします。初回相談は無料です。一般型の第8回は2026年10月16日17時が締切のため、検討中の方はお早めにご連絡ください。